妊娠したという知らせを受けると家族だけでなく周りもみな幸せな気持ちになります。まだ見ぬ赤ちゃんを思い、そして妊娠期を心穏やかに過ごして欲しいという思いから妊娠祝いとして何か特別な贈り物をと考える人もいるでしょう。しかしながら、妊娠というのはとても繊細なもので出産その時まで何が起こるかわからないものです。だからこそ贈り物一つにしても配慮とマナーが大切なのです。
妊娠祝いの贈り物のひとつとして家電があります。今後家族が増えることを考えて少し多めに炊ける炊飯器や、お米よりもパンを好む家庭にはホームベーカリーを贈ると喜ばれます。その他にも、少し先を見通して離乳食用に食べ物をペーストにする必要があると考えれば、ハンドミキサーやフードプロセッサーなどを選ぶのもありです。これらであれば赤ちゃん以外にも料理の幅も広げて使ってもらえますし、なかなか手を出せずにいたという人も多い家電なので喜ばれることが多いです。
キッチン家電以外には、妊娠期でも使えるフットバスも好まれます。妊娠祝いとしては大きいものになってしまいますが、妊娠という何かと敏感な時期では使える美容器やマッサージ器も限られてくるため、お腹に負担をかけずリラックスできるフットバスは妊婦にとってありがたい一品といえます。妊娠祝いで家電を贈る際のマナーとして、その家庭でどのような使われ方をするか、邪魔にならないかをよく考えた上で選ぶ必要があります。決して安価で小さなものではないからこそ、本当に必要とされているかを考慮することが求められます。
また、前述したように妊娠とはとても繊細で敏感な時期ですので、贈る時期のマナーとして妊娠初期は避けて安定期に入ってから贈るのが良いでしょう。妊娠という奇跡を温かい気持ちでお祝いできるよう妊娠祝いのマナーに気をつけることが大切です。